冷えの原因

冷えは、この季節多くの方が悩まれている症状の一つです。
今回は冷えの原因についてお話しします。

1. 血行不良
・筋肉量の低下: 筋肉は体を温める働きがあるため、筋肉量が減少すると基礎代謝が低下し、冷えやすくなります。
・ストレス: ストレスは血管を収縮させ、血行を悪くします。
・冷え性体質: 体質的に末梢血管が収縮しやすい人は、冷えを感じやすくなります。

2. 自律神経の乱れ
・交感神経の優位: 交感神経が優位になると血管が収縮し、血流が悪くなります。
・睡眠不足: 睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、冷えを引き起こすことがあります。

3. 生活習慣
・運動不足: 運動不足は筋肉量を減らし、基礎代謝を低下させます。
・冷え性食品の過剰摂取: 冷たい飲み物や生野菜などを過剰に摂取すると、体が冷えやすくなります。
・保温不足: 暖房が不足していたり、薄着だったりすると体が冷えてしまいます。

4. その他
・貧血: 鉄分不足による貧血は、体の末端に十分な酸素が運ばれず、冷えを感じやすくなります。
・甲状腺機能低下症: 甲状腺ホルモンの分泌量が低下すると、代謝が低下し、冷えを感じやすくなります。
・女性ホルモン: 女性ホルモンのバランスが崩れると、血行が悪くなり、冷えを感じやすくなります。

上記の理由で冷えが起こりやすくなってしまいます。
次回は冷えの対策についてお話させていただきます。
当院では冷えのお悩みのご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。